古典神楽
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<採物>
◆天熊 ― 鋤・鍬・鈴
◆人民 ― 杵
◆神ねぎ ― 杖

[歌] あらうれし あらよろこばし これぞこの 耕す業を 事始めてん
<解説>
別名「五穀種元」とも言い、古事記の文章をやや劇的に仕組んだものである。
天照大神に奉仕する天熊の大人は素戔鳴命の災難により、切り殺された大気津比売神のそばにあった五穀を拾い集めて、
ことごとく天照大神の御前に持参した。これをご覧になった大神は喜ばれて、この五穀を天の村君をして天の挟田長田に植え広めるよう天熊の大人に勅せられた。
そこで大人はこの五穀を授かり、村君のもとへ急いで大神の趣旨を伝達した。
この詔を承諾した村君は任務完了の時には必ず奏聞することを返答した。村君は早速、大神のもとへ参内して、この事の由を奏上し、大人によって八束穂をもって、
早速、新嘗祭を行うこととなり、禰宜を呼びにいって、火きり臼、火きり杵で餅をつき、これを撒いて祝い舞った。