古典神楽
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五神

<採物>
◆頼光 ― 幣・扇・刀
◆綱 ― 幣・扇・刀
◆清明 ― 笏
◆五郎 ― 幣・扇
◆姥 ― ザイ

<解説>
京都の守護職、源頼光は、毎夜羅生門に現れて人々を悩ます怪物を退治することを平井五郎に命じたが、
怪物が魔法を使うのでなかなか退治することができなかった。そこで四天王の一人といわれた渡辺綱が怪物退治を命じられた。
綱は早速、羅生門に行き、怪物、茨木童子の腕を切り落とすが、童子は逃亡する。その腕は煩いとなる懸念があるので、安部清明の八卦を依頼するが、
清明は怪物が魔法をもって取返しに来るので、二十一日の間、誰にも会わず謹慎せよという。謹慎中、綱の母に化けた童子は言葉巧みに腕を取返し、
大江山に逃げ去った。石見神楽「大江山」の前編でもある。